俳优の上川隆也(49)が、终戦ドラマで実在した军人を演じる。史実を基にしたフジテレビのスペシャルドラマ「玉砕はみとめない、命ある限り戦え」で、终戦记念日の8月15日午后9时から放送。上川は、太平洋に浮かぶペリリュー岛(现パラオ)での米军との戦いで指挥を执った、中川州男大佐役。
「ペリリューの戦い」は、太平洋戦争末期の1944年に起こった。ペリリュー岛には日本军の大きな支援基地があり、歩兵第二连队の队长の中川氏は基地を死守すべく、70日以上に及ぶ壮绝な戦いに挑む。兵士を玉砕させまいと中川氏が考えた戦术は、米军を苦しめていく。
戦争の悲惨さや平和の大切さを伝えるとともに、日本とパラオの绊も描いていく。中川氏はパラオを爱し、岛民に优しく接した人物。本格的な戦闘が始まる前には、岛民を别の岛へ疎开させた。日本军は1万人以上の死者を出したが、パラオの民间人には一人の负伤者も出なかったとされている。
上川は「今回のドラマは“生きること”がテーマだと思います。中川さんは、厳しい时代の中で军人としての役目を果たすけれど、部下には“生きるんだ”と言い続けてきた。中川さんの思い、70年前と私たちが生きている今はつながっているんだということをお伝えできればと思います」とコメント。共演は沟端淳平(25)、北乃きい(23)ら。