月は静かに语る、
谁にも闻こえぬ声で、
缲り返す潮の満ち引き、
消えゆく记忆の情景、
星は密かに记す、
谁にも解らぬ文字で、
无限の言叶が涡巻き、
千亿の本が产まれた、
仆には空が広すぎて、
时の刻みは速すぎて、
何も知らぬまま虚しく、
集めた言叶も、
土の中に朽ちるだけ、
それでも仆は叫ぶ、
わけも解らず声を上げる、
せめて响きは天に届け、
日もやがて升るだろう、
卑屈な暗が答えた、
未来を见た者はいないの、
仆は虚空に手を伸ばし、
冷たい风をつかむ、
绝望よ吹き抜けろ、
梦も苦悩もすべて过去へ、
地上はまどろむ薄明の中、
仆は前に进む、
まだ见ぬ明日へ、