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【艾斯至上】小说「ソードマスターの犯罪」プロローグ

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一楼和谐BD


1楼2008-07-08 23:00回复
    「退かず、か?」
    「ああ」
     歩は见よう见まねの正眼を崩さず、ちょっと口许を歪めた。キリコも口许を歪める。
    「愚かだな」
     言うや木刀がすうと上がり、构えが攻撃を主体とした左诸手上段に変わった。まるで蛇が镰首を持ち上げたかのよう。
     贤くないのはわかっている。だが现状を切り抜け、この剣の达人の犯罪を证明しようと思えば、これしかないのだ。
     歩は唇を湿した。
    (最初の一撃だ。そいつがどこに来るかわかれば、チャンスはある)
     キリコの変化に威圧されることなく、歩は冷静に考えていた。
     剣道において考えられる攻撃个所は五つ。面、小手、右胴、左胴、喉への突き。
     キリコからすれば歩はどう见ても隙だらけで、仕挂け技で完全に防御を崩すといった手间をとる必要もないだろう。
     むしろ手も足も出ない圧倒的な実力差を夸示し、精神的败北感を深く植え付けるために、直接急所を狙ってくるはず。そして达人ゆえに、寸分违わぬ场所に打ち込んでこれる。
     ならあらかじめ初撃がどこに放たれてくるかわかっているなら、たとえ稲妻にも似た斩撃であっても、まるきりの素人が防御できないこともない。タイミングの问题はあるが、何も考えずそこに剣を出してしまえばいいだけだから。
     そして相手の予想を大きく裏切って受けられれば、さしもの剣鬼も意表を冲かれて隙が出来、一撃を返せるチャンスがないではない。
     正确には歩が胜つ道はそれしかないのである。
     问题はこの五つの攻撃のうち、どれが来るか、ということなのだ。五分の一の确率をまぐれで当てるのは思うほど楽なものではない。エンピツを転がして决められるなら简単なのだが、そういうわけにもいかないだろう。
     なら初撃を受ける方法はひとつ。推理するしかない。
     そう、これまで得た情报を分析し、敌の心理を推し量り、名探侦が数多の容疑者からただ一人の真犯人を见つけだすように、五つの候补のうちいったいどこに初撃が放たれるかを予测するのだ。
     その推理が的を射るなら、ありえざる胜利を手にする可能性もある。
     面か、小手か、右胴か、左胴か。それとも突きで喉を狙ってくるか。読み损なえば间违いなく面白くないことが起こる。次のチャンスはない。
     歩は呼吸を整え、下がりがちな剣先を少し上げた。もう待ったなし。后は自らの推理に赌けるだけだ。
    (さぁ、こいよ)
     黒峰キリコの初撃はどこに来るか。
     推理の刃は达人の一闪を防げるのか。
     ただし歩はこの期に及んでも、まだこんなことをうんざりと考えてしまうのだった。
    (まったく、どうしてこんな厄介なことになっちまったんだ?)


     始まりは、三日前の放课后にさかのぼる。
    この続きは「小说スパイラル ~推理の绊~」
    ソードマスターの犯罪にて!!


    3楼2008-07-08 23:04
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