小嶋阳菜到最后,“精华”贯穿了!毕业后也会发挥自己的作用吗
AKB48の1期生だった小嶋陽菜が、4月19日に東京・秋葉原のAKB48劇場にて行われた卒業公演をもって、11年あまりのアイドル生活に幕を下ろしました。マイペースな唯我独尊タイプと思わせて、後輩思いの小嶋。最後まで“粋”を貫きました。
後輩メンバーへの温かなサプライズ
小嶋は3月31日、テレビ朝日系「ミュージックステーション」の3時間スペシャルに出演。小嶋にとって最後の「Mステ」ということで、彼女がセットリストや演出を考案した「小嶋陽菜プロデュース卒業メドレー」が披露されました。衣装やセットを次々に変えて、「スカート、ひらり」、「ハート型ウイルス」、「シュートサイン」と思い出深い3曲を歌い踊る姿だけでもファンはウルッとしたでしょうが、最後に“サプライズ”もありました。最後の曲「シュートサイン」は100人以上のメンバーが集まり、圧巻のパフォーマンスを見せました。しかし人数が多すぎるために後列のメンバーは誰かよくわからない……。視聴者がそう思う中、曲のエンディングで、なんと参加メンバー全員の名前が小嶋直筆でエンディングロールのように流れたのです。
グループの今後のために多くのメンバーを出演させてあげたい、少しでも名前が知られるようにしてあげたい。そんな小嶋の優しさが、クレジットの最後に添えられた「これからのAKB48もよろしくね」というメッセージから伝わるようでした。HKT48・指原莉乃はTwitterで、「リハの段階では出てなかったので私たちも知らなかった。今放送見てビックリ」とメンバーにとってもサプライズ演出だったことを明かしています。
グループ屈指のエンターテインナー
アイドル・小嶋陽菜を推せるかどうかは別にして、彼女が周囲を楽しませるセンスを持ち合わせていることに異論を唱える者はいないでしょう。“卒業しそうでしない”状況を自らネタにしてしまったり、2014年夏に開催されたイベント「AKB48グループ夏祭り」では、予告なく会場内を自転車で走りまわり、「えっ? 今通り過ぎたのこじはるだった!?」とファンを驚かせたり、高橋みなみや峯岸みなみに直球なブスイジリを繰り出す毒舌家だったり……。自由な振る舞いでグループ内でも独自のポジションを確立している彼女は、始め天然キャラだと思われていました。
しかし、今は意外なキレ者、グループ屈指のエンターテインナーと見るファンがほとんどでしょう。4月17日深夜にTBS系で放送されたドキュメンタリー「AKB48裏ストーリー小嶋陽菜、卒業が遺すもの」では、2月に開催された卒業コンサート「こじまつり」の舞台裏に密着。ステージ演出を予算も考慮しながら考えたり、卒業に向けてオープンした期間限定ショップの陳列を自らチェックしに行ったり、深夜に及ぶ打ち合わせでアイデアをひねり出したり、多忙な中でもひとつひとつに手を抜かないストイックさを見せました
アイドルでありながらプロデューサー
番組で小嶋は、「時代も変わっているし、今までみたいな受け身で素人感だったり、何も考えていないことがウケる時代じゃないから。スタッフもメンバーもひとつずつ考えて、ブランディングして、何かを仕掛けることが大事な時代になっていると思う」と私見を述べていました。この発言からわかる通り、小嶋の特異なところは、アイドルでありながらプロデューサー目線も持ち合わせているところでした。そんな彼女がアイドルを卒業して、今後一体何を仕掛けてくるのか――。
卒業後、小島はどんな道に進むのかハッキリわかっていません。少なくとも女優転身はなさそうですが……。優れたセンスを活かして、ファッション業界でも裏方業に進む可能性だってありそう。どんな選択をしようと成功しちゃいそうな雰囲気が、こじはるの恐ろしいところです