4月10日(月) 0周5日
今日から授业が始まった。
授业中はよくアリシアと念话で语らっていたことを思い出して寂しさを感じてしまう。
日常は変わっていく――この寂しさにもいつか惯れてしまうのだろうか。
新しいクラスメイトと话をした。
苍汰と付き合ってるのか闻かれたので否定したけど、どうやら、この噂は学校中に広がっているらしい。
俺たちは何かと目立つ上に一绪に游ぶことも多いから、そう思われるのは仕方ないのかもしれないけど、なんでみんな色恋沙汰にしたがるのだろう?
俺たちはただの幼驯染なのに……あ、いや、肉体関系はあるけど。
今の二人の関系は何と言うのが适切なのだろうか。
セックスする友人フレンド、略すとセフレ?
なんだかセックス目的の関系みたいで嫌だ。
うん、やっぱり亲友かな。
俺と苍汰は亲友、それが一番しっくり来る。
この普通じゃない関系も子供ができるまでのこと。
それが终われば今まで通りの関系に戻れるはずだ。
……戻れる、よね?
放课后は部室に行った。
俺と苍汰と凉花は交代しながらウィソで対戦、翡翠と优奈は红茶を饮みながら宿题や勉强をしている、いつも通りの光景。
そうやって一时间ほど过ごしてから解散した。
その后、俺は一度家に帰りデニムのスカートとパーカーに着替えてマンションの部屋に向かう。
部屋に着くと私服に着替えていたことで、苍汰が酷くがっかりしていた。
制服でしてみたかったんだと。
気持ちはわからないでもないけど……
今日はする前にひとつ苍汰にお愿い事があった。
「その……**検査するために**を采取させて欲しいんだ」
これは少しでも可能性を高めた方が良いとの父さんのアドバイスで、邮送する検査キットも用意してくれていた。さっき家に帰ったのは、これを持ってくるためだった。
精子を调べるということは、男としての机能を疑うという訳で、苍汰が不快になるんじゃないか心配だったけど、苍汰はすんなり了承してくれた。
――ただし、ひとつだけ条件を付けられて。
「出すのはアリスにしてもらってもいいか?」
「……わかった」
ぐぅ……やむなし。
ベッドに足を広げて座った苍汰の前に跪く。
この制服のズボンは俺・が着られなくなったのを苍汰にあげたやつだと気づいて、意図しないシチュでの再会になんとも言えない気持ちになる。
苍汰は制服のズボンのベルトをカチャカチャと外した。ズボンの前の部分が开けられてチャックが下されると、中に押し込められていたモノがボロンと颜を出す。
……やっぱり、でかいな。
目の前にトランクスが巨大なテントを作っていた。
苍汰はそのまま下着に手を差し入れると前を引き下げて、中のモノを开放する。
そそり立つ男のシンボル。
元男だから驯染みがない訳ではないけれど、勃起した他人のモノをこれだけ间近に见る机会なんてあるはずもない。
思わず、まじまじと见入ってしまう。
内蔵の色をした先端部は流线型の独特の形状で、テカテカしている。そして、竿の部分は势い良く反り返っていて、生々しい血管が浮き出ていた。
……改めて见ると结构グロテスクだな、これ。
「それじゃあ、触ってもらってもいいか?」
「……わかった」
私は恐る恐る手を伸ばすと、干の部分を右手で握った。それは、私の小さな手ては指が回らないほどの大きさがある。
感触を确かめるように軽くにぎにぎすると、苍汰からくぐもった声がこぼれた。
「気持ちいいの……?」
「……ああ」
握った手をゆっくり上下に动かすと、苍汰の腰がびくんと震えた。気持ちいいのだろうな。
元男である私にとって、他人のソレを扱くというのは、なんとも复雑な心境にならざるを得なかった。いったい、苍汰はどんな风に考えているのだろうか。
セックスするのはまだわかる。
これは、女が相手じゃないとできないことだし。
でも、手でするのは男のときでもできた訳で……私の中で、これってホモなんじゃね? という疑问が沸き出てくる。
苍汰からすれば、かわいい女の子にしてもらえるのだから、抵抗はないのかもしれないけど……
抱かれているときと违って头が冷静なままだから、いろいろ考えてしまっていけない。
幸いどこをどうすれば気持ちよくなるかの知识はあるので、深く考えずにさっさと抜いてしまおう。目的は**の采取なのだから、医疗行为のようなものだろう、これは。
指で轮を作って竿を强めにきゅっと握ってシコシコする。
男だったときは疑问にも思わなかったけど、不思议な触り心地である。表面は柔らかいのに中は鉄の芯が入っているかのように固いし、他にはあまりないような感触だ。
……懐かしいような、もう一生无縁でいたかったような。
左手で金玉をさわさわしてあげると苍汰はくぐもった声をあげた。
今、苍汰の命运は私の手の内にある。
优越感を密かに感じながら柔らかな袋に入った中身の玉をころころともて游ぶ。その间も右手は竿を扱いて継続して刺激する。
一人でするときは使うのは片手がデフォだろうから、両手を使えるのはアドバンテージだ。
「やべぇ……それ、すげえ気持ちいい」
「ふふ、我慢せずにいつでも出していいよ?」
射精を意识させて、苍汰を兴奋させる。
竿を扱く手を左手に替えて、右手の指先でテカテカに膨れているペニスの先端部分をいじくった。
つんつんする度に苍汰がびくんと反応するのが面白くて、つい意地悪をしてみたくなる。
「ぴくんぴくんしてるよ?」
手のひらでさきっぽを包むようにしてくねらすと、苍汰の腰ががくがく震えていた。だらだら垂れている我慢汁がちょうど良い润滑液になっているようだ。
「これ、気持ちいいんだ」
片手で竿をシコシコして快感のベースを维持しながら、もう一方の手で変化をつけて射精感を高めていく。
「アリス、その……」
「ん? どうした?」
「口でしてもらえないか?」
「え、やだよ」
「そ、そうか……」
そんなの无理に决まってるだろ!?
アレを口でするなんて……何を考えてるんだ、苍汰のやつ。
あ、ちょっと萎えた。
「手でシコシコしてあげるから、私のおててでぴゅっぴゅしちゃお?」
ふふん、私のエッチな言叶に反応してすぐ元気に戻った。単纯なやつ。
「うぁ……くぅ……!」
合わせた両手で筒を作って、苍汰のチンコを包み込んで出し入れさせる。全部の指をさわさわと竿に这わせながら、手の付け根を缔めて先端を优しくいじめてあげると、苍汰の腰がへこへこ震えて、すごく気持ちいいんだろうなってことが伝わってきた。
「やべぇ、それ……くぅ」
そこからまたオーソドックスな指の上下运动に戻して、动きを速めていく。チンコはパンパンに张りつめていた。
「ちょ、ちょぉ! ストップ!!?」
俺を止めながら、腰を引いて逃げようとする苍汰。
だけど状况を正しく理解した私は、むしろ势いを强めた。同时に左手で纸コップを手に取って准备する。
「いく? いきそうなの? いいよ、だして?」
「ちょ、俺はまだ! くっ! 駄目だっ、出ちまう!? あ、あぁぁぁ……!!」
パンパンに张りつめたペニスに纸コップを斜めに被せる。その状态のままラストスパートをかけた。
「くぅ! い、いくっ! いくぅ!!」
びゅちゅ!
射精した**が纸コップに当たる音が闻こえた。どくん、どくん、と精子を汲み出すポンプのように激しく脉动して震える。私は根本をきゅっと缔めつけた状态で动きを止めた。
びゅ! びゅちゃ!!
ペニスが跳ねてコップの中に**を吐き出していく。先端に纸コップを押し付けてぐりぐり刺激してあげる。
びゅく! びゅ、びちゅ、びゅく――
段々と势いが収まってきた。
ゆっくりと残りの精子を绞り出すように竿をしごいてあげる。
「うっ、うぁ……」
イったばかりで感じすぎているのだろう、苍汰は苦痛に耐えるような颜をしていた。
それで无事に**の采取を完了した。
苍汰が少し恨めしそうにしていたけど、长く楽しみたいなんて要望に付き合う义理はないので。
「気持ち良かったならいいじゃない」
私の手で与えられる快感に翻弄されて闷える苍汰の姿を见るのは少し楽しかったのも事実だけど。
――そのお返しはその后たっぷりされた。
私の体を好き放题、じっくりたっぷりと堪能されて、続けて二回も。
4月11日(火) 0周6日
授业中、昨日苍汰に出された**が漏れてきた。
こんなときのためにナプキンを着けているとはいえ、谁かに気づかれやしないかと周囲をきょろきょろと见回す。
その様子はあまりに挙动不审だったようで、后で优奈に何をしているのと突っ込まれた。
今日は部活が终わったら、そのままマンションに向かう。
制服でという苍汰のリクエストに応えたからではない。そもそも昨日着替えたのだって、家に帰る用事があったついでだし。
でも、苍汰はそうは思わなかったみたいで、部屋に入って直ぐに抱きつかれて、手がスカートの中に入って来た。
ちょ!? 何考えているんだ、この马鹿!?
私は慌てて苍汰を制止する。
女の子の事情というものを少しは察して欲しい。
ナプキンも外してないし、シャワーだって浴びたい。
全力で拒绝して、やっとふりじゃないと気づいたらしく、苍汰は体を离してくれた。
そして、不机嫌な私に平谢りする。
……うん、谢罪するなら受けてあげます。
それから、シャワーを浴びて一心地ついて。
浴室から出た私は再び制服を着直した。
结局、苍汰の要望を拒绝できなかった。
兴奋すればするほど多く出るから协力して欲しいと言われると弱い。それが、体のいい口実だってことはわかっているんだけど……
そのまま制服を着てしたけど、皱にならないように気を遣うし、汚れたらと思うと気が気ではなかった。
普段学校で居るそのままの姿の私にいろいろした苍汰は大层兴奋したらしく。晩御饭に合わせて家に帰るまでの时间に三回连続でした。
……苍汰の言う通りだったのが无性に悔しい。
夜、家に帰って确かめてみたら、スカートの内侧に染みができていた。
外から见てもわからないだろうけど、臭ったりはしないだろうか……?
あーもうっ! クリーニング代は払わせるからな。
4月12日(水) 1周0日
今日のリクエストは体操着だった。
学校指定の名札付きの白い上着に绀色のハーフパンツである。
……元々汚れてもいい服装だし、洗濯すればいいから気は楽かな、うん。
一回戦を终えた后、苍汰から言いにくそうに闻かれたのは翡翠とのことだった。
「日曜日に翡翠とその……ここでしたのか?」
「う、うん……その、翡翠とは恋人だし」
「マジか……」
私から自分の妹との関系を闻いた苍汰はショックを隠せないようで动揺していた。
「それで、どうだったんだ……?」
「あー、うん……すごかった」
怖くなるくらいに。
「そうかぁ……ちなみにそれは俺とするときよりも?」
「それは、その……」
返答に困る。
苍汰との行为にも大分惯れて痛みこそ无くなってきたけれど、だからと言ってそれが気持ちいい訳ではない。
「翡翠との方が良いのか?」
「そんなの、比べられないよ」
そもそも、翡翠と苍汰とでは行为の性质が异なっている。
翡翠がしているのは私を気持ちよくさせるための行为で、苍汰がしているのは苍汰が気持ちよくなるための行为だった。
苍汰とのセックスは子供を宿すための行为だから、それで目的は果たせているし私的には问题ない。
……だからと言って、それをそのまま伝えるのは苍汰に失礼だろう。
「女の体のことだから、同じ女である翡翠の方が惯れてるのは仕方ないと思うよ」
でも、苍汰は纳得していないようだった。
それからもなんだかぎくしゃくしてしまって、その后はセックスしなかった。
……一日一回していれば十分だろうけど。
それにしても、私はどうするべきなのだろう。
感じているふりをした方が良いのだろうか。
だけど、苍汰の女性に対する扱いが今のままというのも良くない気がする。将来苍汰が付き合うようになった相手が、セックスが原因で别れてしまったとか闻いたら目覚めが悪い。
だからと言って、女の扱いを体で教えるというのもなんだかなぁ……
ほら、ここを优しく触って、とか言って导いて、自分を気持ちよくさせるように诱导する……のか?
うーん、キツいなぁ……
别に私は苍汰に大切に扱われたい訳じゃないし。
帰宅して优奈にこのことを相谈してみたら、がっつり食いつかれて苍汰とのことや翡翠とのことを根掘り叶掘り闻かれる羽目になった。
兴味本位とかじゃなくて真剣に闻いてくれていたのがわかるから、误魔化すのもどうかと思って真剣に答えてしまった。
结局直ぐに结论は出なかったけど、悩みを闻いて贳えただけでもすっきりしたから良かった。
まぁ、最悪制服を頼ればなんとかなるだろう、多分。
4月13日(木) 1周1日
放课后になっても、结局良い解决法は思いつかなかった。
部活中、苍汰とのやりとりもぎこちなくて。
部活が终わり皆と别れてから、コンビニで时间を溃してマンションに向かうとエレベータの前でばったり苍汰に遭遇してしまった。
「……よ、よう」
周囲に人影はないし、わざわざ别れるのも不自然だ。エレベータの中の狭い空间の中での沈黙が気まずい。
そして、二人で部屋に入ると中に思わぬ先客が居た。
「ゆ、优奈……? どうして……」
それはさっき部室で别れたはずの优奈だった。
「二人のためにあたしが一肌脱いであげようと思ってね!」
今日から授业が始まった。
授业中はよくアリシアと念话で语らっていたことを思い出して寂しさを感じてしまう。
日常は変わっていく――この寂しさにもいつか惯れてしまうのだろうか。
新しいクラスメイトと话をした。
苍汰と付き合ってるのか闻かれたので否定したけど、どうやら、この噂は学校中に広がっているらしい。
俺たちは何かと目立つ上に一绪に游ぶことも多いから、そう思われるのは仕方ないのかもしれないけど、なんでみんな色恋沙汰にしたがるのだろう?
俺たちはただの幼驯染なのに……あ、いや、肉体関系はあるけど。
今の二人の関系は何と言うのが适切なのだろうか。
セックスする友人フレンド、略すとセフレ?
なんだかセックス目的の関系みたいで嫌だ。
うん、やっぱり亲友かな。
俺と苍汰は亲友、それが一番しっくり来る。
この普通じゃない関系も子供ができるまでのこと。
それが终われば今まで通りの関系に戻れるはずだ。
……戻れる、よね?
放课后は部室に行った。
俺と苍汰と凉花は交代しながらウィソで対戦、翡翠と优奈は红茶を饮みながら宿题や勉强をしている、いつも通りの光景。
そうやって一时间ほど过ごしてから解散した。
その后、俺は一度家に帰りデニムのスカートとパーカーに着替えてマンションの部屋に向かう。
部屋に着くと私服に着替えていたことで、苍汰が酷くがっかりしていた。
制服でしてみたかったんだと。
気持ちはわからないでもないけど……
今日はする前にひとつ苍汰にお愿い事があった。
「その……**検査するために**を采取させて欲しいんだ」
これは少しでも可能性を高めた方が良いとの父さんのアドバイスで、邮送する検査キットも用意してくれていた。さっき家に帰ったのは、これを持ってくるためだった。
精子を调べるということは、男としての机能を疑うという訳で、苍汰が不快になるんじゃないか心配だったけど、苍汰はすんなり了承してくれた。
――ただし、ひとつだけ条件を付けられて。
「出すのはアリスにしてもらってもいいか?」
「……わかった」
ぐぅ……やむなし。
ベッドに足を広げて座った苍汰の前に跪く。
この制服のズボンは俺・が着られなくなったのを苍汰にあげたやつだと気づいて、意図しないシチュでの再会になんとも言えない気持ちになる。
苍汰は制服のズボンのベルトをカチャカチャと外した。ズボンの前の部分が开けられてチャックが下されると、中に押し込められていたモノがボロンと颜を出す。
……やっぱり、でかいな。
目の前にトランクスが巨大なテントを作っていた。
苍汰はそのまま下着に手を差し入れると前を引き下げて、中のモノを开放する。
そそり立つ男のシンボル。
元男だから驯染みがない訳ではないけれど、勃起した他人のモノをこれだけ间近に见る机会なんてあるはずもない。
思わず、まじまじと见入ってしまう。
内蔵の色をした先端部は流线型の独特の形状で、テカテカしている。そして、竿の部分は势い良く反り返っていて、生々しい血管が浮き出ていた。
……改めて见ると结构グロテスクだな、これ。
「それじゃあ、触ってもらってもいいか?」
「……わかった」
私は恐る恐る手を伸ばすと、干の部分を右手で握った。それは、私の小さな手ては指が回らないほどの大きさがある。
感触を确かめるように軽くにぎにぎすると、苍汰からくぐもった声がこぼれた。
「気持ちいいの……?」
「……ああ」
握った手をゆっくり上下に动かすと、苍汰の腰がびくんと震えた。気持ちいいのだろうな。
元男である私にとって、他人のソレを扱くというのは、なんとも复雑な心境にならざるを得なかった。いったい、苍汰はどんな风に考えているのだろうか。
セックスするのはまだわかる。
これは、女が相手じゃないとできないことだし。
でも、手でするのは男のときでもできた訳で……私の中で、これってホモなんじゃね? という疑问が沸き出てくる。
苍汰からすれば、かわいい女の子にしてもらえるのだから、抵抗はないのかもしれないけど……
抱かれているときと违って头が冷静なままだから、いろいろ考えてしまっていけない。
幸いどこをどうすれば気持ちよくなるかの知识はあるので、深く考えずにさっさと抜いてしまおう。目的は**の采取なのだから、医疗行为のようなものだろう、これは。
指で轮を作って竿を强めにきゅっと握ってシコシコする。
男だったときは疑问にも思わなかったけど、不思议な触り心地である。表面は柔らかいのに中は鉄の芯が入っているかのように固いし、他にはあまりないような感触だ。
……懐かしいような、もう一生无縁でいたかったような。
左手で金玉をさわさわしてあげると苍汰はくぐもった声をあげた。
今、苍汰の命运は私の手の内にある。
优越感を密かに感じながら柔らかな袋に入った中身の玉をころころともて游ぶ。その间も右手は竿を扱いて継続して刺激する。
一人でするときは使うのは片手がデフォだろうから、両手を使えるのはアドバンテージだ。
「やべぇ……それ、すげえ気持ちいい」
「ふふ、我慢せずにいつでも出していいよ?」
射精を意识させて、苍汰を兴奋させる。
竿を扱く手を左手に替えて、右手の指先でテカテカに膨れているペニスの先端部分をいじくった。
つんつんする度に苍汰がびくんと反応するのが面白くて、つい意地悪をしてみたくなる。
「ぴくんぴくんしてるよ?」
手のひらでさきっぽを包むようにしてくねらすと、苍汰の腰ががくがく震えていた。だらだら垂れている我慢汁がちょうど良い润滑液になっているようだ。
「これ、気持ちいいんだ」
片手で竿をシコシコして快感のベースを维持しながら、もう一方の手で変化をつけて射精感を高めていく。
「アリス、その……」
「ん? どうした?」
「口でしてもらえないか?」
「え、やだよ」
「そ、そうか……」
そんなの无理に决まってるだろ!?
アレを口でするなんて……何を考えてるんだ、苍汰のやつ。
あ、ちょっと萎えた。
「手でシコシコしてあげるから、私のおててでぴゅっぴゅしちゃお?」
ふふん、私のエッチな言叶に反応してすぐ元気に戻った。単纯なやつ。
「うぁ……くぅ……!」
合わせた両手で筒を作って、苍汰のチンコを包み込んで出し入れさせる。全部の指をさわさわと竿に这わせながら、手の付け根を缔めて先端を优しくいじめてあげると、苍汰の腰がへこへこ震えて、すごく気持ちいいんだろうなってことが伝わってきた。
「やべぇ、それ……くぅ」
そこからまたオーソドックスな指の上下运动に戻して、动きを速めていく。チンコはパンパンに张りつめていた。
「ちょ、ちょぉ! ストップ!!?」
俺を止めながら、腰を引いて逃げようとする苍汰。
だけど状况を正しく理解した私は、むしろ势いを强めた。同时に左手で纸コップを手に取って准备する。
「いく? いきそうなの? いいよ、だして?」
「ちょ、俺はまだ! くっ! 駄目だっ、出ちまう!? あ、あぁぁぁ……!!」
パンパンに张りつめたペニスに纸コップを斜めに被せる。その状态のままラストスパートをかけた。
「くぅ! い、いくっ! いくぅ!!」
びゅちゅ!
射精した**が纸コップに当たる音が闻こえた。どくん、どくん、と精子を汲み出すポンプのように激しく脉动して震える。私は根本をきゅっと缔めつけた状态で动きを止めた。
びゅ! びゅちゃ!!
ペニスが跳ねてコップの中に**を吐き出していく。先端に纸コップを押し付けてぐりぐり刺激してあげる。
びゅく! びゅ、びちゅ、びゅく――
段々と势いが収まってきた。
ゆっくりと残りの精子を绞り出すように竿をしごいてあげる。
「うっ、うぁ……」
イったばかりで感じすぎているのだろう、苍汰は苦痛に耐えるような颜をしていた。
それで无事に**の采取を完了した。
苍汰が少し恨めしそうにしていたけど、长く楽しみたいなんて要望に付き合う义理はないので。
「気持ち良かったならいいじゃない」
私の手で与えられる快感に翻弄されて闷える苍汰の姿を见るのは少し楽しかったのも事実だけど。
――そのお返しはその后たっぷりされた。
私の体を好き放题、じっくりたっぷりと堪能されて、続けて二回も。
4月11日(火) 0周6日
授业中、昨日苍汰に出された**が漏れてきた。
こんなときのためにナプキンを着けているとはいえ、谁かに気づかれやしないかと周囲をきょろきょろと见回す。
その様子はあまりに挙动不审だったようで、后で优奈に何をしているのと突っ込まれた。
今日は部活が终わったら、そのままマンションに向かう。
制服でという苍汰のリクエストに応えたからではない。そもそも昨日着替えたのだって、家に帰る用事があったついでだし。
でも、苍汰はそうは思わなかったみたいで、部屋に入って直ぐに抱きつかれて、手がスカートの中に入って来た。
ちょ!? 何考えているんだ、この马鹿!?
私は慌てて苍汰を制止する。
女の子の事情というものを少しは察して欲しい。
ナプキンも外してないし、シャワーだって浴びたい。
全力で拒绝して、やっとふりじゃないと気づいたらしく、苍汰は体を离してくれた。
そして、不机嫌な私に平谢りする。
……うん、谢罪するなら受けてあげます。
それから、シャワーを浴びて一心地ついて。
浴室から出た私は再び制服を着直した。
结局、苍汰の要望を拒绝できなかった。
兴奋すればするほど多く出るから协力して欲しいと言われると弱い。それが、体のいい口実だってことはわかっているんだけど……
そのまま制服を着てしたけど、皱にならないように気を遣うし、汚れたらと思うと気が気ではなかった。
普段学校で居るそのままの姿の私にいろいろした苍汰は大层兴奋したらしく。晩御饭に合わせて家に帰るまでの时间に三回连続でした。
……苍汰の言う通りだったのが无性に悔しい。
夜、家に帰って确かめてみたら、スカートの内侧に染みができていた。
外から见てもわからないだろうけど、臭ったりはしないだろうか……?
あーもうっ! クリーニング代は払わせるからな。
4月12日(水) 1周0日
今日のリクエストは体操着だった。
学校指定の名札付きの白い上着に绀色のハーフパンツである。
……元々汚れてもいい服装だし、洗濯すればいいから気は楽かな、うん。
一回戦を终えた后、苍汰から言いにくそうに闻かれたのは翡翠とのことだった。
「日曜日に翡翠とその……ここでしたのか?」
「う、うん……その、翡翠とは恋人だし」
「マジか……」
私から自分の妹との関系を闻いた苍汰はショックを隠せないようで动揺していた。
「それで、どうだったんだ……?」
「あー、うん……すごかった」
怖くなるくらいに。
「そうかぁ……ちなみにそれは俺とするときよりも?」
「それは、その……」
返答に困る。
苍汰との行为にも大分惯れて痛みこそ无くなってきたけれど、だからと言ってそれが気持ちいい訳ではない。
「翡翠との方が良いのか?」
「そんなの、比べられないよ」
そもそも、翡翠と苍汰とでは行为の性质が异なっている。
翡翠がしているのは私を気持ちよくさせるための行为で、苍汰がしているのは苍汰が気持ちよくなるための行为だった。
苍汰とのセックスは子供を宿すための行为だから、それで目的は果たせているし私的には问题ない。
……だからと言って、それをそのまま伝えるのは苍汰に失礼だろう。
「女の体のことだから、同じ女である翡翠の方が惯れてるのは仕方ないと思うよ」
でも、苍汰は纳得していないようだった。
それからもなんだかぎくしゃくしてしまって、その后はセックスしなかった。
……一日一回していれば十分だろうけど。
それにしても、私はどうするべきなのだろう。
感じているふりをした方が良いのだろうか。
だけど、苍汰の女性に対する扱いが今のままというのも良くない気がする。将来苍汰が付き合うようになった相手が、セックスが原因で别れてしまったとか闻いたら目覚めが悪い。
だからと言って、女の扱いを体で教えるというのもなんだかなぁ……
ほら、ここを优しく触って、とか言って导いて、自分を気持ちよくさせるように诱导する……のか?
うーん、キツいなぁ……
别に私は苍汰に大切に扱われたい訳じゃないし。
帰宅して优奈にこのことを相谈してみたら、がっつり食いつかれて苍汰とのことや翡翠とのことを根掘り叶掘り闻かれる羽目になった。
兴味本位とかじゃなくて真剣に闻いてくれていたのがわかるから、误魔化すのもどうかと思って真剣に答えてしまった。
结局直ぐに结论は出なかったけど、悩みを闻いて贳えただけでもすっきりしたから良かった。
まぁ、最悪制服を頼ればなんとかなるだろう、多分。
4月13日(木) 1周1日
放课后になっても、结局良い解决法は思いつかなかった。
部活中、苍汰とのやりとりもぎこちなくて。
部活が终わり皆と别れてから、コンビニで时间を溃してマンションに向かうとエレベータの前でばったり苍汰に遭遇してしまった。
「……よ、よう」
周囲に人影はないし、わざわざ别れるのも不自然だ。エレベータの中の狭い空间の中での沈黙が気まずい。
そして、二人で部屋に入ると中に思わぬ先客が居た。
「ゆ、优奈……? どうして……」
それはさっき部室で别れたはずの优奈だった。
「二人のためにあたしが一肌脱いであげようと思ってね!」