『夏秋冬春2022』
2022年10月31日発売
HARV-0021
2,800円(+税)
【収録曲】
1.夏(08:31)
2.秋(13:32)
3.冬(10:42)
4.春(09:27)
レコーディングメンバー
zabadak
吉良知彦
Guitars, Bass, Whistles, Programming, Keybords, Backing Voice
小峰公子
Vocal, Backing Voice, Accordion,Glockenspiel Sleigh bells
楠均 Drums,Backing Voice,Hand clap
難波弘之 Keybords,Backing Voice
内田ken太郎 Backing Voice,Hand clap,Bass(M-3)
向島ゆり子 Viola,Violin, Accordion,Backing Voice
鬼怒無月 Guitars,Mandolin,Backing Voice
青木孝明 Backing Voice
Produced by zabadak
2013年に発表されたアルバム「Лето јесен зима пролеће - 夏 秋 冬 春 -」は「夏」「秋」「冬」「春」と名付けられた楽曲で構成されており、4曲で42分を超える大作として話題を呼んだ。
「冬」の小峰のヴォーカル部分以外は、プログラミング・楽器演奏・コーラスなどすべてを吉良知彦ひとりで手がけ、作り上げたアルバムであった。
これらの作品をzabadakのコンサートでサポートメンバーたちと演奏して以来、吉良自身が「生楽器で、このメンバーで新たにレコーディングしたい」と強く望んでいた。
吉良知彦の急逝から6年、その願いがついに実現。
レコーディングは、小峰公子(Vo.,Acc..Glo. )のディレクションのもと、zabadakのアルバムに数多く携わってきたエンジニア池内亮氏とともに進められた。
吉良知彦のギター、ベース、コーラスなどはオリジナルトラックを最大限活かしつつ、難波弘之(Key. )、楠均(Dr. )、向島ゆり子(Va.,Vln.,Acc. )青木孝明(Cho. )、内田ken太郎(B. )、鬼怒無月(G.,Mand. )というzabadakのライヴには欠くことのできない、現在考えうる最高・最強のメンバーが参加。時間をかけて綿密に練られ、緻密に構築されたアンサンブルは、オリジナルの多層的なアレンジをより際立たせ、唯一無二の吉良知彦の世界に一層の奥行きと眩い彩りを、そして楠均のドラムが圧倒的な躍動感を与えている。
向島・難波・鬼怒によるソロが魅力的な「冬」で、吉良のコーラスにレコーディングメンバー全員のコーラスが重なった瞬間は、すべてのzabadakファンが待ち望んでいたものだろう。zabadak36thのコンサート会場での先行発売に続き、待望の一般発売となる。
これは日本プログレッシヴ・ロック史に刻まれる名盤となるに違いない。