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回复:第二部小说,但是是生肉

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最初は俺を気にしてか母さんも離婚は反対していたが、最終的には親父は仕事を辞めてしまったので、離婚を承諾せざるを得なくなった。
しかし条件として親父を家から出て行かせた。
そして俺は母さんの旧姓『愛川』を名乗る事になった。
だから姉ちゃんが眠っている『塚本家』の墓には俺は入らない。
どうせ姉ちゃんは生きていても女だ。
いずれは誰かと結婚して嫁ぐ事になれば墓は別々だ。
だけど、何か寂しい気持もあった。
母さんによく言われるシスコン……。
間違いないだろうし、否定する気もない。
俺にとって姉ちゃんは尊敬の対象であり、目標とする人物だ。
特別に想って何が悪いんだ。
「美穂また今度来るからね。今日は帰るわね。」
母さんは姉ちゃんにそう告げて墓を後にした。
墓地の駐車場で車に乗り込んだ時だった。どこからか救急車の音が聞こえて来る。
音は次第に近くになり、駐車場内に入って来た。
俺と母さんは車内から事を見ていた。
誰かが担架で運ばれて行く。
それに付き添う様に人もいる。
墓参りに来て倒れてちゃ世話ないな。
……でもこうやっていつも誰かが死と向き合ってるんだな。
だから全力で生きなきゃもったいない。
中途半端に生きてたらもったいない。
俺は再度姉ちゃんに誓いを立てて、母さんと墓地を後にした。


IP属地:陕西16楼2017-01-20 13:12
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    翌日----俺はいつも通りに学校へ行き仲間たちとアホみたいに騒いでいた。
    俺の仲間はクラスや部活は比較的バラバラだ。
    まぁ部活と言ってもすでに引退しているのだが。
    男子7人女子4人のグループだ。
    俺みたいに喧嘩ばかりしている奴もいれば、学級委員もいたり進学校に行く奴もいる。
    みんな価値観は大きく違うし、それを無理矢理同じにしなくてもいいと思っている。
    いろんな個性が混ざり合って新しい事に気づく事だって出来る。
    「広樹、何ぼーっとしてんだよ!聞いてんのか?」
    ハッと我に戻った。
    俺は考え事をすると1人のモードに入り込んでしまう悪い癖がある。
    「で、何だっけ?」
    俺は仲間の1人である雷太に聞き返した。
    「だから、この間隣の中学の奴らが喧嘩売って来ただろ?あれ、まだ決着ついてないんだよ!」
    あぁあれか……。
    先週隣の中学の奴らが俺達に喧嘩売って来たからボコボコにしてやった。
    すると今度はOBを連れてリベンジをしにくるらしい。
    それで仲間の『西島聖』(にしじませい)が呼び出しを喰らった。
    まぁ無視しておけばいいのだが、万が一にも聖が1人の時に襲われたらまずい。
    聖は俺と違って喧嘩派ではなく、どっちかといえば格闘技派なのだ。
    喧嘩は弱くはないが、根が真面目なところがあって多勢に弱い。
    学級委員をやるほどの真面目っぷリで正義感も強い。
    何でも親父が警察らしいので、その辺りは血筋なのかもしれない。


    IP属地:陕西17楼2017-01-20 13:13
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      今天先发这些,虽然我很想发网址,但一发就被度娘吞,图片也不行,所以只能这样了


      IP属地:陕西18楼2017-01-20 13:14
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        名字是:復讐の唄2~連鎖~


        IP属地:陕西19楼2017-01-20 13:16
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          正義感が強いゆえに、不良を許せないらしい。
          そう前に言っていた。
          じゃあ何で俺達とつるんでるのかと聞いたところ
          「お前達は不良じゃないだろ?不良って悪い事ばっかする奴らだろ?お前達は自由にやってるだけで、そんなに悪い事はしてないじゃん。だから俺は一緒にいるんだよ!」
          と答えていたが、喧嘩をする事は悪い事には入らないらしい。
          「広樹!聞いてんのか?」
          おっとまたモードに入ってしまった。
          「じゃあ今日こっちから奇襲かけるか!」
          雷太にそう答えると、
          「ピースの男子は全員集合させておくな。」
          雷太はそう言って他のクラスの仲間の所に向かった。
          すると黙って聞いていた彼女の美幸が
          「ねぇ今日は喧嘩?喧嘩するなとは言わないけどピースばっかじゃなくて、私も相手にしてよ。」
          「あぁ今日は勘弁してくれ。聖が狙われてるんだ。早いとこ決着つけないと危ねぇんだよ。」
          美幸は頬を膨らませて
          「何?そんなに危険な奴らと喧嘩すんの?」
          「いや、みんなでやれば余裕で終わるよ。」
          すると美幸は嬉しそうな顔で、
          「じゃあ私も行く!見物しに行く!」
          はぁ?
          「ふざけんな!喧嘩場に女が来るなよ!」
          美幸は上目使いで俺を見つめる。
          「だって、いざとなったら広樹が守ってくれるでしょ?ねぇお願い」
          ……俺は美幸のお願いは中々断れない。


          IP属地:陕西20楼2017-01-21 13:43
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            美幸とはもう1年程の付き合いだ。
            付き合う前から美幸の事は知っていた。
            華があって同級生の奴らなら誰でも知っている存在。
            女子のリーダー的な奴で、俺は2年の終わりに美幸に告白して付き合う事になった。
            俺達はグループにチーム名を付けた。
            『ピース』
            名付け親は美幸だ。
            男陣はもっと格好良い名前を考えていたんだが、美幸のゴリ押しで決まった。
            ピースって平和だろ?だから俺はあまり気兼ねがしなかったがそれは違った。
            美幸いわく、ピースとは『かけら』という意味らしい。
            パズルのピースみたいなものだ。
            俺達は様々な個性のかけらが集まって出来たチーム。
            だからその1ピース1ピースを大事にしたいとの意味を込めてピースらしい。
            まぁ発想が女子っぽいな。
            だけどチーム名にはそこまでこだわりは無かった。
            みんなと共通出来る呼び名があれば何だっていい。
            別に暴走族や、バンド、ダンスチームを結成しようってわけじゃないんだ。
            ただ何となく繋がりを呼び名で示したかった。
            子供の発想と言えばそうだが、中3なんてこんなもんだろ。
            だから俺はピースで納得したし、周りの仲間もみんな美幸に賛成だった。
            美幸の周りを納得させる力は本当に頭が下がる。
            俺なんて喧嘩でしか物事を示す事が出来ない。
            だから俺は何となく美幸のお願いがいつも断れないんだ。


            IP属地:陕西21楼2017-01-21 13:43
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              俺はしぶしぶ美幸が来る事を了承した。
              ただし他の女子は絶対に連れていかない。
              万が一人質になんてとられたら勝てる喧嘩も勝てなくなる。
              そして学校がこの日も終わった。
              旧校舎の図書室が俺達の溜まり場だ。
              何でも昔から不良はここに溜まるのが習慣らしい。
              そこに俺と美幸含めた6人が集まった。
              男子は俺と雷太と聖。
              後は『加藤智則』(かとうとものり)と『柳瀬拓海』(やなせたくみ)だ。
              あと2人の男子は今日学校に来ていない。
              まぁ5人でも十分だな。
              俺達は聖が呼び出されている公園に向かった。
              そこには10人程隣の中学の不良が集まっていた。
              ……たかが10人か!
              余裕!


              IP属地:陕西22楼2017-01-21 13:43
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                「てめぇら!これだけの人数で俺達をどうにか出来ると思ってんのかぁ!!」
                雷太が相手に向かって叫んだ。
                すると相手も
                「うるせぇ!!誰がこれだけって言った!!」
                その声と同時に公園の入り口から、つまり俺達が来た方からたくさん人がやって来た。
                みるからに悪そうな奴らばかりだ。
                これが聖の言っていたOBのやつらか……。
                こいつら全部合わせると50人はいる……。
                さっきまで威勢の良かった雷太が黙り出す。
                いつも冷静な拓海も、正義感の強い聖も、普段から逃げ腰の智則もみんな一切口を開かず黙り込んだ。
                さすがに50人はやばいな……。
                ん……って美幸がいるじゃねぇか!!
                やべぇこいつだけでも逃がさないと!!
                すると隣の中学の連中が
                「珍しいなピースがビビってんぞ!!」
                くっ!調子に乗りやがって!
                でもここはまともに喧嘩してる場合じゃねぇ!
                漫画じゃねぇんだ!5人で50人も相手に出来るか!しかも美幸を守りながらって……。
                とりあえず突破口を開かないと……。
                その時雷太が追い打ちをかける様にある事に気が付いた。
                「お、おい!あのOB連中ただのOBじゃねぇぞ……。あいつらクリミナルのメンバーだ!」
                何!クリミナル!
                俺達は全員一瞬で固まった。


                IP属地:陕西23楼2017-01-21 13:44
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                  クリミナルとはこの街だけではなく近隣の町まで広がる、20歳未満のメンバーで構成される不良チームの名前だ。
                  俺達のピースみたいな遊び半分のチームとは違って、完全な喧嘩チームだ。
                  昔風に言うと暴走族やギャングに近いかもしれない。
                  クリミナルのメンバーは全員喧嘩に強いと聞いた事がある。
                  やばい……。
                  すると隣の中学の1人がクリミナルのメンバーに
                  「じゃあこいつらやっちゃって下さい!特にあの真ん中の奴!あいつがこのグループのボスの広樹です。」
                  そう言って俺を指差した。
                  するとクリミナルの男が
                  「あいつがボスね……。で隣にいる女はやっちゃっていいわけ?」
                  「はい、好きにして下さい!」
                  ちょっと待て!!ふざけんな!!
                  美幸の表情は完全に青ざめている。
                  智則も雷太も震えている。
                  聖も拓海も固まっている。
                  くそ!
                  俺はこんな所でみんなを犠牲に出来ない!
                  「みんな聞け!俺がクリミナルの奴らに突っ込む。その間に隣の中学の奴らを突破して何とか裏から逃げてくれ!」
                  そうだ。それしかない。しかし智則が
                  「ちょっと待ってよ!広樹1人で50人も止められる訳がないじゃん!それに広樹抜きでこっちも突破なんて簡単に出来ないよ!」
                  すると聖が
                  「広樹、残るなら俺も残って食い止めるよ。元々俺が呼び出されてたんだしな。」
                  いや、犠牲になるのは俺だけでいいんだ。
                  大事な仲間が傷つく所は見たくない。
                  しかし聖は
                  「広樹の言いたい事は分かる……けどこっちにも意地があるんだ。おい拓海!美幸を上手く逃がしてくれ!」
                  拓海は黙って頷く。
                  するとクリミナルの男が
                  「何言ってんの?逃げられる訳ねぇじゃん!公園の外まで見張りはいるよ?」
                  !!!!
                  この言葉を聞いて聖も拓海も愕然とした様子だ。
                  逃げられない……。
                  でも、逃げなきゃみんなやられる。
                  美幸も酷い目に会う。
                  「あぁぁあああああああ!!!」
                  俺は叫んでクリミナルの奴らに突撃した。
                  大乱闘にでもなれば警察が来る。
                  警察には頼りたくないが、仲間が犠牲になるよりマシだ!
                  俺は一気にクリミナルのメンバーを殴り始めた。


                  IP属地:陕西24楼2017-01-21 13:44
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                    1人……2人……確実に倒して行く。
                    だが9人目辺りからさすがに限界だった。
                    両腕を抑えられ、腹を思いっきり蹴られてその場に蹲った。
                    俺が腹を抑え倒れ込むと次から次へと蹴りが飛んで来る。
                    こいつら1人1人が強い……。
                    そのくせ大人数かよ……
                    俺の頭はサッカーボールの様にクリミナルに蹴り上げられ続ける。
                    「キャーーー!!」
                    美幸の声だ!
                    助けなきゃ!
                    でも体が動かない…………。
                    やべぇ助けないと…………
                    拓海……
                    聖……
                    雷太……
                    智則……
                    美幸…………。
                    みんなごめん
                    俺はここで意識を失った。


                    IP属地:陕西25楼2017-01-21 13:45
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                      …………。
                      …………。
                      「うわぁあああああ!!!」
                      俺は叫んだ。
                      全身汗で酷く濡れている。
                      ハァハァハァ……。
                      ってここはどこだ?
                      俺は周りを見渡した。
                      カーテンで仕切られている。
                      ん?俺パジャマ着てんのか?
                      ってここ病院か?
                      …………あぁそうか、あのままクリミナルにやられて病院行きになったんだな。
                      みんなどうなったんだろ……。
                      美幸……。
                      俺絶対に守るって決めてたのに、何も守れなかった。
                      姉ちゃんが死んだ時と全く変わらない。
                      俺は弱い人間のままだ。何も守れやしない。
                      くっそう!!!!
                      俺は病院の壁を思いっきり殴った。
                      「うぅぅぅ」
                      情けなくて涙が出て来た。
                      するとその音に気付きナースがやって来る。俺は慌てて涙を拭った。
                      「あ、広樹君起きたのね。あなた2日も寝てたのよ。」
                      2日!!そんなに……てかみんなもここに運ばれて来たのだろうか?
                      「あ、あのここに俺以外に運ばれて来ましたか?」
                      するとナースは
                      「へっ?あなただけよ。救急車で運ばれたのは。」
                      そっか……じゃあそれほど大怪我はしてないのかな……。
                      後は美幸だけが心配だ。
                      クリミナルの奴らに好き放題やられてなければいいけど……。
                      お願いだ!上手く逃げていてくれ!


                      IP属地:陕西26楼2017-01-21 13:46
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                        その時母さんがカーテンの中に入って来た。
                        「あぁ広樹!!やっと目を覚ましたのね!」
                        母さんの目は真っ赤になっていた。
                        「もうこの馬鹿息子は!!どれだけ心配させるのよ!」
                        喧嘩で顔をボコボコにして帰ったのは今に始まった事ではない。
                        だけどここまで大きく入院した事もない。だから母さんはいつも以上に心配をしたのだろう。
                        「お父さんも出てって、美穂も死んで、この上あんたまで目を覚まさなかったら母さんどうしたらいいか!」
                        母さん……。
                        母さんは俺を叱りながら小さく泣いた。
                        ナースも気を使う様にカーテンの外に出て行った。
                        そうだよな。
                        全部守るって母さんもだよな。
                        俺が死んだら母さん1人になってしまう。
                        それじゃあ守ったって決して言えないな。
                        これからはもう少し喧嘩の仕方を考えないとな。
                        まぁその前にみんなが無事でいてくれたら、とりあえずは良いんだけど。
                        母さんは俺に売店で買って来た物を渡すと、
                        「じゃあ母さん仕事に戻るからね!」
                        そう言って病院から出て行った。
                        母さんは養育費も払わない親父の代わりに俺を養ってくれている。
                        だから仕事も簡単には休めないのだ。
                        それなのにここ2日はずっと病院にいてくれたらしい。
                        俺は物凄く反省した。


                        IP属地:陕西27楼2017-01-21 13:46
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                          俺はあと2日間入院らしい。
                          誰か見舞いに来るかな?
                          無事なら美幸が来る筈だな。
                          それにしても病院はあまり好きじゃない。
                          不健康な奴らが多いせいかどうしても姉ちゃんを思い出す。
                          「もう、病院なんて嫌だよ!私は大丈夫だから!」
                          俺の病室の外から何かもめている声が聞こえて来た。
                          「今すぐ死ぬ訳じゃないんだから、大丈夫だよ!!」
                          何やら退院するだのしないだのでもめてるっぽいな……。
                          はぁ……やっぱり病院は好きになれない。
                          俺は全身打撲で痛がる体に鞭を打って売店に向かった。
                          病室にいるとこっちまで気がめいっちゃいそうだ。
                          病室の外に出ると若い女と親、それにナースと医師がもめていた
                          顔は良く見えないが、深入りする気もないのでさっさとこの場を後にした。
                          そしてこの日は仕事を終えた母さんが来たくらいで後は誰も来なかった。
                          見舞いに誰も来ないのは入院中ずっとだった。
                          何で?


                          IP属地:陕西28楼2017-01-21 13:47
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                            誰も見舞いに来ないのが寂しくないと言ったら嘘になるかもしれない。
                            しかしそれ以上に心配だ。
                            病院に運ばれて来ていないと言っていたが本当に大丈夫なんだろうか
                            ……不安になる。
                            一秒でも早くみんなの顔を見たい
                            俺がスマホを持っていない為にみんなに連絡を取る事が出来ない。
                            スマホを持っていないのは喧嘩で何度も壊れてしまったからだ。
                            俺はただひたすらこの入院期間中、不安に駆られて自問自答し続けた。
                            大丈夫!
                            本当に?
                            絶対無事だ!
                            死んでるのかもよ?
                            そんな事はない!
                            でも姉ちゃんは死んだ。
                            …………早く学校に行きたい!!!


                            IP属地:陕西29楼2017-01-21 13:47
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                              そして退院の日は母さんと荷物を持って家に帰った。
                              時間はまだ昼過ぎだ。
                              みんな授業中だから帰ってきてない筈.
                              帰って来たらすぐに会いに行こう。
                              まずは美幸からだな。
                              それから雷太、智則、聖、拓海。
                              みんな待っててくれ!
                              しかしこの日は母さんに外出禁止を強く言われる。
                              いつもならそんなの簡単に無視して遊びに行くのだが、今日も仕事を休んで来てくれている母さんの事を考えると、簡単には無視は出来ない。
                              仕方ないので俺は明日学校で会えるまで辛抱する事にした。
                              ただどうしても心配になり美幸のスマホに電話したが、一度も出なかった。
                              やっぱり何かあったんだ!
                              俺はいてもたってもいられない衝動を抑えて、この日はただ静かに耐えた。
                              そして夜が明け次の日になった。
                              俺は入院中から今日まで大して熟睡出来なかった。
                              みんなの無事を確認出来ていないからだ。
                              朝食も食べずに俺は家を出て、美幸といつも一緒に通学する為の待ち合わせ場所に全力で走って向かった。


                              IP属地:陕西30楼2017-01-21 13:48
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