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21卷g店特典 生肉渣扫

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水门复兴1生肉
(等了整整十六天就离谱,相比下玛莎娘真是动人多了前一个月陆陆续续入了至少两千r的特典和周边,这本和19m店的入手过程有点曲折,本来都准备只买特典来着,结果想想单买只有中古品(打死不可能中古的,这辈子都不可能买中古的),只得就把文库也顺便一起买了。。


IP属地:湖北来自Android客户端1楼2020-05-24 22:18回复




    IP属地:湖北来自Android客户端2楼2020-05-24 22:20
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      IP属地:湖北来自Android客户端3楼2020-05-24 22:22
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        IP属地:湖北来自Android客户端4楼2020-05-24 22:26
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          顺便收了套7限定AB,小册子可以prprpr


          IP属地:湖北来自Android客户端6楼2020-05-24 22:28
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            入了个500r的立牌,有点小贵,不过的确是豪华版阵容,个人觉得最好看的emt所以也值了


            IP属地:湖北来自Android客户端8楼2020-05-24 22:30
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              这玩意儿真是我入的最让我反悔的东东人物设定集....内容有点单一,不太建议各位入,想收藏的可以考虑考虑,个人感觉既有角色绘制还有短篇的掌篇集比这强


              IP属地:湖北来自Android客户端10楼2020-05-24 23:55
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                又忘说了,仅供学习用途,要翻译自取,禁止商业用途,咸鱼上卖电子小说和电子档生肉的遇到一个我杀一个,我已经杀过六七个了


                IP属地:湖北来自Android客户端15楼2020-05-25 00:20
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                  受crystal影响搞了份录入,因为是在考试过程中快速校对的,所以校对的有些粗略,但基本没什么问题。(大梦梦的ocr是真的8行句句都有错, 虽说我的ocr可能也好不到哪里去但文本上没什么错误,少数符号有误已经改过来了。


                  IP属地:湖北来自Android客户端20楼2020-05-25 17:25
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                    要取说一声就行但禁商业用途


                    IP属地:湖北来自Android客户端21楼2020-05-25 17:26
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                      水門都市残留組、プリステラ復興日誌
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                      「では、崩れた都市庁舎の再建は急務であると?」
                      「ええ、そう思います。もちろん、住民の方々の衣食住が整備されてからの話ですが、都
                      市の中枢がいつまでも崩れたまま、というのは外聞が悪い。案外、人の心の不安というや
                      つは無視できないものです。一つ、大きな柱があるだけでだいぶ違う」
                      「そんなものですか」
                      「そんなものですよ」
                      と、柔和な笑みを浮かべて、オットー.スーウェンが肩をすくめる。そのオットーの答
                      えに「なるほど……」とかしこまるのはキリタカ·ミューズだ。
                      現在、水門都市の代表————なし崩しに都市長のような立場に担ぎ出された青年は、 オッ
                      トーからの返答に幾度も領くと、
                      「助かりました。元々、十人会では私が一番の若輩でしたから、こうしたことには不慣れ
                      で手が回らず。急ぎ、次の候補を選んではいますが……」
                      「先日、十人会の方々が狙われたことを思えば、難しいでしょうね」
                      「仰る通りです」
                      神妙な顔で頭を下げるキリタカに、オットーは遠く、窓の外の景色を眺める。
                      空は青々と、憎らしいほどの快晴だ。雲一つない晴天の下、破壊された街並みの復興作
                      業は続いており、ここ数日でようやく他の土地からの支援が届き始めた。
                      おかげで、ひとまず食事や衣類に困るといった事態は避けられている。
                      「不幸中の幸いでしょうか。時期も、ある程度は味方しましたね」
                      「これが火季、あるいは氷季だったならもっと被害は拡大したでしょう。復興作業も円滑
                      に進んだとは思えない。だからこそ、手早く動かなくては」
                      「同感です」
                      今の時期はよくても、長く時間をかければ季節は移り行く。実際に過酷な気候になった
                      ときに備え、この優位は有効的に利用されなくては。
                      「とはいえ、現状は大変でしょうね。支援はありがたい話ですが……」
                      「この機会に、五大都市の利権に食い込もうとする輩は後を絶たない。肝に銘じています
                      よ。オットーからご忠告を受けましたから」
                      そう言って、キリタカは決意を表するように深く領いて、それから立ち上がった。都市
                      の命運を一身に背負う青年は、その手をオットーの方へ差し出した。
                      その握手を求める姿勢に、オットーも相手の手を握り返す。
                      「ご武運を、というと物々しいですが、ご武運を、キリタカさん」
                      「ありがたく。私の方こそ、相談に乗っていただいて助かりました。その上、こうしたお
                      願いをするのは恐縮なのですが……」
                      「大丈夫ですよ。またきてください。なにせ、僕の足はこれなもので」
                      笑って、オットーが自分の両足————包帯で厳重に巻かれ、 寝台の上に吊るされたそれを
                      指差した。それを見て、キリタカは腰味な笑みを浮かべ、
                      「聞いた話だと、無理に動いて傷が開いたとか。ご自愛なさってください」
                      そうさせてもらえるぐらい、ここでやることがあると助かりますね」
                      と、呆れと心配が半々のお見舞いに、オットーは自廟しながら答えたのだった。
                      2
                      そうして、見舞い客のキリタカが病室から出ていくと————、
                      「そろそろ、入ってきたらどうですか、ガーフィール」
                      退室したキリタカが閉めた扉の方に、寝台の上からオットーが声をかける。そのオッ
                      トーの呼びかけを聞いて、それはゆっくりと開かれた。
                      部屋の扉ではなく、部屋の窓の方が。
                      「そっちじゃなく、こっちッだぜ、オットー兄ィ」
                      「あれ!? 入口じゃなくて窓. なんでそっちから?」
                      そりゃ、入口ッより窓の方が、部屋ん中の話が聞こえッからだろォよ」
                      言いながら、窓枠を掴んだガーフィールは身軽に部屋の中へ滑り込む。一瞬、オットー
                      が眉を墾め、 新しい形の土足に物申そうとしたが、
                      「心配ッねェよ。ちゃんと、壁よじ登る前に靴ァ脱いどいたかんなァ」
                      「そういう心配ではないんですが……。あと、人の話を盗み聞きするのもですよ」
                      「悪ィな。一応、武官の務めは果たさなきゃッなんねェからよォ」
                      脇に挟んでいた履物を落として、それを履き直しながら答えるガーフィール。その返答
                      にオットーが苦い顔をしたのは、その言い訳が他ならぬオットーの言いつけだから。
                      水門都市の戦いで、お互いにいいところなしだったガーフィールとオットーは、もっと
                      強くなることを、もっと役立つ存在になることを誓い合った。
                      ガーフィールは武官として、オットーは内政官として、陣営のみんなのために。
                      「なんで、オットー兄ィの付き合いにも目ェ配んねェとってわけだ」
                      「陣営の一員の私的な交友関係まで監視が始まると、なんだか組織として末期感がありま
                      せんか? なんか、そういうお話がありましたよね?」
                      「あー、『マグリッツァの断頭台』なんかがそんな話だったなァ」


                      IP属地:湖北来自Android客户端24楼2020-05-25 17:31
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                        古い時代から語り継がれる名文の一つ、『マグリッツァの断頭台』は、言ってしまえば
                        王権を奪い合う王族の話だ。その作中に、年老いて疑い深くなった父王が家族や側近の行
                        動を縛り始め、ついには王座を追われる展開があった。
                        「けッど、ああはなんねェよ。俺様は疑ってんじゃなく、信じッてんだかんなァ」
                        「それも、いわゆる狂王の理屈だと思いますが……」
                        「———俺様ア、ただ心配なんだよ」
                        不意に、そう声を低くするガーフィールにオットーが黙り込む。翠の瞳を細めて、ガー
                        フィールは真塾にオットーを見つめていた。
                        その、ガーフィールの手がそっと、オットーの吊られた足へ伸びて、
                        「あんなご大層な覚悟ッ決めた次の日に、無理して傷が開いちまう兄貴分だ。弟分とし
                        ちゃア、気が気じゃねェって話だろォが」
                        「いだだだだだだっ? 痛い痛い痛い! ちょっ、ガーフィール?」
                        「最近、オットー兄ィは大将と同じで、痛ェのが好きなんじゃねェかってちょっと疑って
                        るくれェだ。頼むから、もっと自重してッくれよ」
                        「ぐああああ! 傷に指が!めり込んでる! 痛い! 痛いですって!」
                        ガーフィールは真剣に話しているが、身悶えするオットーの頭には入ってこない。とは
                        いえ、弟分のお怒りはごもっともなので、折艦は甘んじて受けるまでだ。
                        ある種、往生際のいいオットー、その態度にガーフィールは長く息を吐いて、
                        「やっぱ、オットー兄ィは痛ェ思いすんのが好きなんじゃ……」
                        「苦痛を味わった挙句、その評価は断固拒否しますよ!」
                        「『メリーグレーの暑い夜』ってヤツなんじャァねェのか?」
                        そんな、特殊な性癖が崇って亡くなったことで有名な方を並べられるのは……」
                        なかなか業の深い趣味曙好により、夜の私室で亡くなった貴族の最期だ。長年、その死
                        の原因は不明とされてきたが、物の記憶を見る加護の持ち主が真相を暴いたらしい。
                        その後、加護の持ち主は不名誉を恥じた一族の恨みを買い、逃亡生活へ陥ったと聞く。
                        不思議と、オットーには親近感の湧く話だ。
                        それはともかく、その貴族と並べて語られるのはさすがに不本意だった。そのオットー
                        の不服を、ガーフィールは「わァったわァった」とおざなりな態度で流した。
                        ともあれ—————、
                        「それで? 盗み聞きの動機の本当のところはなんだったんです?」
                        「———。いや、邪魔しちゃア悪ィ話ッだと思ってよォ」
                        「ガーフィール」
                        「本音だ。オットー兄ィを頼ってッきてんだ。俺様が横槍入れんのァ違ェだろ」


                        IP属地:湖北来自Android客户端25楼2020-05-25 17:35
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                          たくましい腕を組み、ガーフィールは真面目な顔でそうこぼす。これは紛れもなく、
                          ガーフィールなりの本音だった。
                          この数日、ガーフィールも都市の復興のためにあちこちへ出向き、力を貸している。
                          とはいえ、ガーフィールにできることなど力仕事がせいぜいだ。瓦磯の山を担いでどか
                          したり、壊れかけの建物の中から無事な道具を運び出したり、体を張っている。
                          そうやって肉体労働に勤しんで思うのは、完全な復興までの道のりの遠さだ。
                          「俺様ア、すげェ強い。けど、一人でできるッことしかできねェ」
                          常人の十倍働いても、それは結局は十人分なのだ。しかし、オットーやキリタカといっ
                          た、復興の根幹に関わる立場が動かせる人員は十人分、百人分では利かない。
                          それを、ガーフィールがオットーを案じる気持ちで邪魔するのは、気が答めた。
                          「それに、オットー兄ィは仕事させッとかねェと、自殺みてェな馬鹿やらかすだろ?」
                          「それも誤解を招く言い方ですよねえ?」
                          悲鳴のような声で応じて、オットーはそれから深々と息を吐いた。
                          なるほど、ガーフィールの懸念の理由には納得がいった。————先日の、ガーフィールと
                          オットーとが語らい、誓い合った決意のことが思い出される。
                          がむしゃらに、強くなると心に誓ったガーフィール。だが、それは彼なりに強さを、そ
                          れも腕っ節以外のものを見つけようと足掻いている証なのだろう。
                          「—————ガーフィール、フレデリカさんとリューズさんを呼んではどうですか?」
                          「——————」
                          「もちろん、無理強いはしませんが」
                          そのオットーの提案に、ガーフィールの目が見開かれる。驚き一色の反応を目の当たり
                          にして、オットーは弟分のわかりやすさに唇を緩めた。
                          今のオットーの提案の真意は、少し前の、ガーフィールの心に起きた変化に起因する。
                          ガーフィールは多くを語らなかったが、これでオットーは他人の感情の機微に敏い。
                          ガーフィールの抱える悩みなど、お見通しだ。
                          「オットー兄ィ、どうして……」
                          「気付いたのか、ですか? 僕は機を見るに敏でなくてはやっていけない商人ですよ?
                          いつだって周りを見ていますし、弟分のことならなおさらです」
                          「マジかよォ……」
                          「———と、言えたら格好よかったんですが」
                          暢然としたガーフィールの前で、オットーが頼を掻きながら苦笑する。その一言に怪謝
                          に眉を寄せるガーフィールへ、「いえね」とオットーは切り出し、
                          「実は今朝方、僕のところへ見舞い客の方がやってきまして。とてもご丁寧に、あれこれ
                          と世話を焼いていただいたんですよ」
                          「オットー兄ィの見舞い? いったい、どッこの物好きなんだよォ」
                          「物好きしか僕を見舞わないという風潮に物申したいですが、そのお相手はお子さん連れ
                          で、可愛らしい姉弟もきてくださったんです」
                          つらつらと、ここまで話せばガーフィールも真意を察する。オットーの顔を見つめ、
                          ガーフィールはしばらく黙ったあと、
                          「病室がどうの、って話ァしてなかったッはずなんだけどなァ」
                          「聞いた話だと、旦那さんが都市庁舎勤めの方だったそうで、キリタカさん経由で僕やあ
                          なたの話になったみたいですね。———とても、話しやすい方でした」
                          「オットー兄ィ」
                          「余計なことは話していません。それは、僕の役目じゃないですから」
                          肩をすくめて、オットーは出過ぎた真似はしないと、少なくとも口で約束をする。それ
                          を受け、ガーフィールは「役目、ねェ」と咳いた。
                          「あのひょろい、都市長やってる兄ちゃんはオットー兄ィを当てにッしてんだろ。オッ
                          トー兄ィはどォすんだ? ひょっとしたら、十人会ってヤツに……」
                          「僕の目標は変わらず、商人として自分の店を持つことです。そのための寄り道先は一つ
                          で十分ですよ。たとえ、向いていると自分や誰かが思ったとしても」
                          「そ才か」
                          安堵に胸を撫で下ろしたガーフィール、その素直な反応をオットーは快く思った。
                          確かに、道は色んな分岐が示されているのかもしれない。今、こうしているのだって、
                          無数の分岐からオットーが選び取った場所に違いなく————、
                          「人生が二度あったら、誰かの望みのままに生きるのも悪くないかもしれませんが、人生
                          は一度きりですから。自分の後悔のないよう、やっていきますよ」
                          「後悔、しねェよォにか」
                          「ええ、そうです。————ガーフィール、あなたは?」
                          問いかけの主語はなく、しかし、その真意は痛いほどにガーフィールに突き刺さる。


                          IP属地:湖北来自Android客户端26楼2020-05-25 17:36
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                            わかっていることだ。先送りにすることで、失われることがあることを。
                            「—————亅
                            空を仰げば、僧らしい快晴がある。だが、明日も太陽が昇る確信がどこにある。太陽が
                            明日も見られると、人は根拠もなく信じ込んでいる。
                            その無自覚な甘えが、事態を先送りにする判断を生むのだ。
                            だから————、
                            「———あァ、わかってる。だから、もう書いて、送ったッとこだ」
                            「送った、ですか? それは、手紙を?」
                            「手紙で話すッことじゃァねェから、きてくれってだけ、書いて送った」
                            断言したガーフィールに、オットーは軽く瞳目した。
                            ガーフィールを取り巻く悩みについて、オットーは全部を知ったわけではない。それで
                            も、窺い知れる範囲だけで十分に、それが苦悩の末の決断だとわかる。
                            直前、オットーが提案したのは、選択肢があると示すための牽制のつもりだった。
                            だが、ガーフィールはそれさえ飛び越えて、問題に自ら飛びかかろうとしていて、
                            「———。ナツキさん的に言えば、さすが陣営一の切り込み隊長って感じですかね」
                            「違ェねェ。オットー兄ィこそ、大将そっくりッだったぜ」
                            「それ、あんまり嬉しくないなぁ!」
                            ガーフィールが親指を立てると、オットーは寝台に背中から倒れ込む。ずいぷんと話し
                            込んでいたし、頭も使った。少し、疲れてきたのかもしれない。
                            うーん、衰えてる気がする。こんな、ちょっと人と話してただけで……」
                            「本調子ッじゃァねェんだから、そォなって当然だろォがよ。寝ろ寝ろ、寝ちまえ。血が
                            足りねェんだから、寝て血ィ作れよ」
                            頭を押されて、無理やり枕に押し付けられるオットーが情けなく返事をする。それを聞
                            いて、ガーフィールも長居は無用と窓の方を眺め、
                            「ガーフィール、出るときは扉から出ていくように」
                            「……近道ッなんだぜ?」
                            「強くなりたいってことは、言い換えれば変わりたいってことでしょう。まずはできるこ
                            とから、ですよ」
                            説法のように言われ、ガーフィールは頭を掻くと、仕方なくそれに従った。そして、病
                            室の入口までいったところで、
                            「ガーフィール。————偉い、決断だと思いますよ」
                            そう言われ、ガーフィールは足を止めた。止めたが、振り返らない。
                            ただ、背中越しに手を振って、ガーフィールは扉を乱暴に閉めて立ち去っていく。
                            その、不器用な照れ隠しに笑い、オットーは布団の中に潜ると、目を閉じた。
                            すぐに眠気がやってきて、忙しい内政官の意識は、ぷっつり夢へ途切れた。


                            IP属地:湖北来自Android客户端27楼2020-05-25 17:37
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                              这一篇看起来太gay了看到最后的奥尔加菲尔和奥托小姐温柔的笑容我有点想翻了


                              IP属地:湖北来自Android客户端29楼2020-05-25 17:48
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